【贅沢な鯛飯】

 

【贅沢な鯛飯】

 

時々、

鯛等の焼き物を提供するとき、

かぶと(頭)やかま(エラひれのついた部分)の骨付き部位をご提供するのですが、

「身のほうがいい」と言われる方がいらっしゃいます。

 

たしかに「かぶと」や「かま」は、

食べづらいし、

身も少なく感じるので、

そのご発言は理解できます。

 

しかしながら、

一番おいしいのは、

特に鯛の場合、かぶとです。

 

口の部分や目の下等が絶品です。

 

かまは、脂もあるし、身も多くついているという意味で、バランスの良い部位です。

 

ここを使って鯛飯を作る。

【贅沢な鯛飯】

 

「贅沢」とは、

「贅」と「沢」という二つの漢字で構成されていて、

「贅」は「むだ」「余計なもの」

「沢」は「たくさん」の意

「贅沢」は、「余計なものがたくさんある」ということです。

 

鯛の骨は硬くて食べられませんが、

「余計なものがたくさんある」

これがきっとおいしさの秘密なのだと思うのです。

 

八王子無添加割烹日本料理レストラン≪だしの和食 あじなお≫
店主 打味 直

 

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