玄米の活用法~ぬか床編~

 

玄米の表面には、

自然界に存在する酵母菌や麹菌等が付着している。

 

これらが水分に触れると、活動を始め、発酵のきっかけになる。

 

ぬか床を作る時、

これを活用する。

 

米ぬかに海水程度の塩分の塩水を入れ、パサパサな感じにする。

 

そこに、

捨て野菜(キャベツや白菜の外葉や使わない野菜の皮)を入れ、

ガーゼ等に包んだ玄米を入れる。

 

これが発酵の種になる

 

さらには、発酵をさらに促すため、

寺田本家の日本酒を少々入れたりする。

(生ビールを入れる人もいる)

 

じっくりと発酵させる。

 

今時期なんか良いね。

 

発酵してくると、

 

ぬか床の容器の外側に触れるだけで、温かくって、

ぬか床って生きている。

って実感できるのもうれしい。

 

ちなみに、

玄米に付着している菌は日本人の腸に馴染みやすい。

 

そりゃそうだよね。

 

もう米とは長い付き合いなんだから。

 

だからさ、お米とは心をもって付き合わないといけないよ。

 

長い付き合いっていうのが希薄な世の中だからこそ。

 

なんて独り言。

 

八王子無添加日本料理レストラン≪だしの和食 あじなお≫
店主 打味 直

 

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