「五目豆」秋だけは特別。

 

奥の手を使った。

 

秋の五目豆。

五目豆に季節感を持たせるためには、

当然季節の食材を使うことが必須。

 

だが、

秋だけは特別。

 

食材を選んで仕込んでいると、

ある欲望がムクムクと生まれてくる。

 

「紅葉を表現したい」

 

秋の魔力だ。

 

大豆と蓮根のほかに、

隠元で緑を

ニンジンと南瓜でオレンジ色を表現する。

 

サツマイモの皮で赤を表現する。

 

が、赤が弱い。

 

そこで、奥の手を使う。

 

赤ピーマン

 

はたして、どうか?

 

これが甘くておいしいのだ。

色も文句なし。

 

いかがかしら?

 

p.s.
ピーマンとか甘唐辛子とか、意外に煮物に合うんですよ。

 

八王子無添加日本料理レストラン≪だしの和食 あじなお≫
店主 打味 直

 

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