料理のアイデアの出し方≪料理以外のアプローチ法≫

 

料理のアイデアの出し方

 

これは人それぞれ、

シェフそれぞれにあると思うし、

さらには、

それぞれにも様々な方法があるのだろうと思います。

 

・料理店に行く

・料理の本を読む

・料理の写真を見る

・料理人の本を読む

・クックパッドを見る

・料理ブログを見る

などなど

 

ですが、以上の方法だと、

「知らなかったことを知る」「知識を増やす」という要素が強いように思います。

(もちろん、それも重要です。)

 

アイデアの何が重要なのか?

 

新しい知識は、自分にとってのアイデアの元とはなりますが、それ自体がアイデアではない。

 

アイデアというからには、

「自分にとって新しい」

より

【お客様・他者にとって新しい】が重要だと考えます。

 

そこにはオリジナリティが必要。

 

つまり、「知らなかったことを知る」「知識を増やす」その上に、

それらを≪自分のものとして表現する≫ことが重要になるのです。

 

ですので、知って真似てなんとなくオリジナル、ではなく、

私だけの料理、ここだけの料理にするには、やはり料理人の内面を育てる必要があると思います。

 

こう考えて、私は美術館に行く。

 

目的は「アーティストがどんなことを感じ、思い、考え作品を作っているのか」

「その背景には何があるのか?」

を感じ、思い、考えることです。

 

つまりは知覚を鍛え、磨くことで、料理のクオリティを上げるのです。

 

意図的に。

 

「意図的に」ってとこも重要ですね。

 

2025年3月は三菱一号館美術館へ「異端の奇才 ビアズリー展」に行ってきましたよ(*´▽`*)。

八王子無添加割烹日本料理レストラン≪だしの和食 あじなお≫

店主 打味 直

 

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