和食は≪だし≫で決まる

 

「和食は≪だし≫で決まる」

と言います。

 

「食材が重要だ」

と言う人もいます。

 

「食材を作る生産者が大事だ」

「食材の育つ土地、海が食材の母だ」

という意見もあります。

 

食材は重要ですが、

それは和食に限ったことではありません。

 

和食はなぜ≪だし≫で決まるのか?

 

それは、だしは命にかかわる「水」でできているからです。

 

だしの素材をちょっと考えて見て下さい。

 

昆布、鰹節、煮干し、干し椎茸、帆立貝柱、、、

皆乾物ですよね。

 

乾物ってどういうものでしょうか?

 

命から「水」をとったものです。

 

日本人の知恵

 

そこにまた水を与え、命をよみがえらせる。

 

よみがえらせた水=だしを工夫して料理に使う。

 

それが≪だしの和食≫です。

 

和食は≪だし≫で決まる。

 

こう言ってもいいと、私は思います。

 

≪だし≫には生きるための知恵がたくさん詰まっていて、

それは私たち日本人の知恵なのです。

 

おだしは、とても尊いものです。

とてもおいしくて、心が喜びます。

とてもやさしくて、体が喜びます。

 

八王子無添加割烹日本料理レストラン≪だしの和食 あじなお≫

店主 打味 直

 

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