【ジャズセッションのような料理】

 

今月23日にウチでちょっと面白いことします。

 

それはだしの和食店とクラフトビール生産者者で組んで「だしビール」を作って、

その発売記念イベントをするってことなんだけど、

昨日、イベント料理についていいこと思いついたので、今日はそのお話をしますね。

 

クラフトビールの生産者はJazzBrewingFujinoの山口解さん。

解さんは面白い人でね。

サウンドエンジニアからビール製造にキャリアチェンジしたっていう。

なので、ジャズセッションのようにビールを作るっていうコンセプトでビールを作っています。

 

そのビールに合わせる料理のテーマを特に考えていなかったんだけど、

昨日の閃きから、今回はこれでいこうと決めました。

 

【ジャズセッションのような料理】

 

実は、私も昔軽音楽のバンドをやっていたことがあり、

セッションの面白さをほんの少しですが知っています。

 

実際、私の料理はセッションです。

って、昨日気づいたんだけど(笑)

 

どういうことかというと、

メニューを決めてから料理を作るのではなく、

その時手にする旬の食材から考えていくというプロセスで料理としていくことが多いんだよね。

 

特に10年位前からは、

市場で販売しているお肉と野菜はほとんど購入しないようになって。

 

「この人の作った食材を使いたい!」と思う人から直接仕入れるようになって。

 

そういう方々はまあ小規模だし、自然任せだったりするので、

常に何々があるという在庫じゃないんだよね。

今はこれがあります。これはありません。

こんな感じなんだよね。

 

最初は「仕入れが安定しないけど大丈夫かな」と少々思ったけど、

使いたいものを使う。

やりたいことをやりたいようにやる。

と一気に気持ちをシフトしたから、

もうガ~っとそっちに行ったわけ。

したら、別になんてことないんだよね。

少々仕入れが大変だけど、それも楽しいし。

 

感覚優位の料理の方がおいしいし楽しい。

 

料理ってさ、

おいしいも大事だけど、

相手と、みんなと、一緒にいる人と楽しい時間を過ごせるってのが大事じゃん。

 

料理も気の向くまま、自分の好きなように作る方がら楽しい。

なんかレシピ見て眉間にしわ寄せて作るのもどうかな?っておもうんだよね。特に最近。

 

そもそもさ、料理ってあるもので作っていたもんじゃん。

今飽食の時代だから色々あるだけで。

むしろそれって逆に不自由になっている気がするんだよね。

あるもので、智慧を働かせて料理にした方が工夫するじゃん。

 

おいしい料理っておいしい料理作ろうと思って作るものじゃない気がしてて。

堅苦しくない方がいいなって。

なんかさ、好きで作っていればおいしくなるんじゃないのって。

そんな在り方が大事じゃないかって。

まあ感覚だけでも駄目だから、そこが面白難しいんだけどさ(笑)

 

【ジャズセッションのように作られたビール】

 

ビールをクラフトビール「JazzBrewingFujino」の生産者・山口解さんは、

ジャズセッションのようにビールを作ります。

 

アンド

 

【ジャズセッションのように作られた料理】

 

今回、私もジャズセッションのような料理をお出ししようと、

今音を紡ぐように調理場でセッションしています。

 

もしお時間が空いていましたら、

詳細こちらに貼り付けておきますのでご確認頂けたらと思っております。

 

どんな音ができるのか?

否、どんな料理ができるのか?

ワクワクしています(´▽`*)

お楽しみに!

 

イベントはこちらから。

 

八王子めじろ台・無添加割烹レストラン≪だしの和食 あじなお≫

店主 打味 直

 

p.s.
写真はだいぶ前のものですが、

≪だしの和食 あじなお≫店主と女将が、期間限定音楽ユニット「フラワーズ」をやっていた時のもの。

料理とは関係ないですが(笑)