なぜ《だしの和食》なのか?

あなたは「だし」といったらどんなことを連想するでしょうか?
例えば、
おいしいお味噌汁、煮物とか思いつきますよね。
では、
あなたは「だし」の味について説明できますでしょうか?
・・・
なかなか難しいですよね。
「だし」ってそういうものなんです。
あなたもご存知だと思うのですが、
≪だし≫の味は「うま味」って言います。
長い間、人類にとっての味は甘味、塩味、酸味、苦味の4つだけでした。
1908年、5つ目の味として、このわかりずらい味を発見したのは日本人、池田菊苗博士です。
うま味に、最も近いところにいるのは日本人なのです。
なぜなら、「うま味」は「昆布」から発見されたからです。
「昆布」こそが和食の≪だし≫のルーツと言えます。
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その≪だし≫の虜に私(≪だしの和食 あじなお≫店主 打味 直)はなりました。
それは高校2年生の時でした。
ちょっと私の話を聞いてください。。。
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私もあなたと同じように、ちょっと反抗的な思春期を過ごしました。
それまで親と一緒に出掛けたりしていたのが、一緒にいるのが嫌で恥ずかしくなったり(不思議ですね)、
反抗的になったりしました。
そんな私を見て、親はとても心配したのです。
でも、「直、おいしいものを食べに行こう!」と外食に誘われると、
私はとても良い顔になって「うん!」と素直について行きました。
小学生の頃等は、ハンバーガー等全盛でマクドナルドに行くのが好きだったのですが、
高校生くらいになるともはやマクドナルドは一人で行けるのでもはや魅力的ではありませんでした。
そんなとき、大人の経験として連れて行ってもらったのが「大衆割烹料理店」だったのです。
今まで入ったことのない店の雰囲気に「これは大人の世界だ。カッコいい!」と興奮しました。
初めて食べた「生のタコの刺身」や「おこぜの唐揚げ」に衝撃を受けました。
そして、
お吸い物や煮物の薄く透き通った≪だし≫の味わいにノックダウンされたのです。
その頃の私は、まだ≪だし≫とは何か良くわかっていませんでしたが、
この≪だし≫の味わいを忘れることができず、
わたしはついに割烹料理店の扉をたたき、和食の料理人としての道を歩み始めました。
そして≪だしの和食≫にのめりこんでいったのです。
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私が勤め人になり大人になっても、私たち家族は良く外食をしました。
そして、そこで楽しい時間をたくさん過ごしました。
今でも最高の思い出です。
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このホームページに来て下さったあなたに
一番お伝えしたいことは、≪だしの和食≫のおいしさではありません。
もちろん≪だしの和食≫は「やっぱりおいしい!もう最高!」なのですが、
一番お伝えしたいことは、
おいしいものの本当の良さは、
例えば「家族団らん」とかみんなが笑顔で過ごせること。
それこそがかけがえのない時間であること。
そう思っています。
ですから、ご家族や大切な方と、楽しい時間を良い時間を過ごしたくなったらぜひ当店にお越しください。
当店の≪だしの和食≫であなたにできうる限りのおもてなしをさせていただきます。
良い時間になりますように。
あなたとあなたのご家族にとって素晴らしい時間になりますように。
p.s.
≪だし≫については、今後当ホームページのブログに書いていきますのでそちらに譲ります。
ご興味のある方は、どうぞそちらをのぞいてみてくださいね。
≪だしの和食 あじなお≫
打味 直
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当店の料理は、~だしをふんだんに使ったヘルシーな和食です~
多摩川上流の柔らかいきれいな水を使い、
じっくりコトコトと丁寧に昆布のうま味を取り出し、
さらに、上質な鰹節と稀少なまぐろ節からは旨みに加え、
そのたまらない風味をたっぷりと抽出します。
函館に生産者を訪ねて使用している天然真昆布の1等モノ
築地の老舗鰹節店より仕入れる最高の鰹節、
さらに稀少なまぐろ節をぜいたくに使った、他店では味わえない、ご家庭では味わえない、
風味豊かな本物の無添加天然だし。だから、香りも味わいも最高においしい。
あなたの体に優しく浸透する、うま味たっぷりの《だしの和食》が味わえます。
《だしの和食 あじなお》
店主 打味 直・女将 打味 昌代