私たちは先月、小田原市久野町にある自然養鶏「春夏秋冬」へと夫婦2人で行きました。
はじめは直一人で行く予定でしたが、なんとなく2人で行ったほうが良い気がして。
お忙しい中、代表の壇上さんご夫妻に温かくお迎えいただき、卵への想いや自然養鶏の実際、食物循環や地域循環から地域の持つ課題などまで丁寧に説明していただきました。
お話は鶏舎の中で(笑)
(自然養鶏につきましては私が語るより↑のホームページをご覧になられたほうが断然良いと思いますので、ここでは割愛いたします)
自然にはいろいろな定義や捉え方、表現としての使い方がありますが、「心地よさ」はその中でも大事なものの一つではないでしょうか。
心地よい循環を地域で実現するための今の取り組みなのだと感じました。
また、自分たちだけでは成り立たないのだということを強くおっしゃられていました。
自然養鶏が成り立つために、その土地の自然な飼料が必要であり、そのためには信頼関係と助け合いが必要。
もちろん経済的な裏付けも大事。
様々な必要条件が調和して、循環していく。
そのすべてが「あるべきものとしてあり」「めぐる」
わたしたち人間同士の関わり合いも、組織としての関わり合いも、もちろん他の動物・植物や目に見えない生命も本当ははじめからつながっている。
今、人間が強く自然を求める声をあげているのは、やはり自然から切り離された、いや自ら離れていくのを感じているからでしょう。
そこにはやはり全体でしか戻れない。
土・光・空気・水・そしてその中に存在する見えない生命までも感じられる感性を、少しづつですが取り戻していきたいと思います。
そしてその感性のひとつが「おいしい」
「おいしい」の追求はすばらしい未来の追求でもあるのです。
最後に、記念写真を(笑)
壇上御夫妻さま
ありがとう