いま、ほんとにちょうど、季節が変わろうとしている。
もちろん、「はい!今日から春です」ということではなく。なんとなく。しかし確かに。でもなんとなく。
畑の生産物も変わるし、貯蔵していたものが切れたり、貯蔵期限を過ぎ傷みだしたりする。
「あじなお」では、平飼い・化学薬品無投薬の有精卵「丈夫卵」を使用しているのだけれど、寒くて、鶏が卵を産まないので、卵料理ストップになったりする。
当然だけれど、スーパーで売っている卵を、お客様にお出しできるはずもなく、当然、自分では食べない。
なんとなく、春の予感のする日、卵の入荷があったりする。
何かが始まるってことは、すなわち何かが終わる。
貯蔵できていた、里芋やさつまいもが傷みはじめる。農家さんでも同じようだ。ごぼう・人参は大丈夫なようだが。。
また、半年以上、里芋・さつまいもとはお別れですね。。悲しいけれど。新しい出会いがそれを忘れさせる。調子いいな^^
もう、本年度最後の「根菜の茶わん蒸し」。季節の茶わん蒸しシリーズでは一番好きなんだ。味も、寒いからだを暖めてくれることにも感謝。
そして、「山菜の茶わん蒸し」へとバトンタッチ。
冬、眠っていたからだは、自然な流れとしてじっとしていたのです。少しづつ、起きましょう。そして、その目覚ましは、苦いもの。
でも。
まだ、寒いな。もうちょっと、じっとしていよう。
あせることはない。
もう間違いなく、そこに春は目の前にいるのだから。
「あじなお」の茶わん蒸しは本くずあん掛けの茶わん蒸しです。かき混ぜてお召し上がりください。