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自然料理とは

自然料理とは本来家庭でできる料理~家庭でこそ行われるべき料理だと考えております。
なぜなら「自然料理」なのですから、本来誰にでもできるものでなければならないからです。
手間はかかるけれど、だれでもできる。ゆっくりでいい。背負い込まないでいい。自然にまかせていい。
無理せず、楽をしていい。でも、できるだけていねいに。自分のてのひらで、自分のサイズで。自分のサイズより大きかったら、友達を呼んでもいい。
笑顔で作る。そんな料理。

食材は自然の物や自然農・自然栽培で作られた自然に近いものを使って。
自分で作ったものなら最高です。

調理はシンプルに、そしてダイナミックに。自然に寄り添うように、語り合うように、一緒に眠りに落ちてしまうような。

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たとえば「ふき味噌」
ふきのとうは自然の物を採り、それをみじん切りに叩いて味噌と和えるだけ、というシンプルな料理。
でも、そのお味噌は自分で作ったお味噌で、寒い冬を3回越したもの。そして春の訪れと共に顔を出したふきのとうとの出会い。
さらにお味噌の原材料の大豆には、毎年自分が自然栽培で育てた固定種・在来種の大豆が入っている。
そんな料理がぼくにはとても素敵に思えるのです。
生きている生命を感謝していただく料理です。

 現代では、食材そのものが自然なものではなくなってきてしまっているというのが現状です。化学肥料・化学合成農薬によって育てられた野菜。
化学物質まみれの環境で、遺伝子組み換え作物飼料によって育てられた牛・豚・鶏・養殖魚たちと、さらに添加物まみれのその加工品。
さらにIHや電子レンジなどを使った電磁波による調理。挙げればきりがありません。
私は、行き過ぎてしまった現代から、本来あるべき姿・本来あった姿の自然に則した料理について考え、
それを推し進め、実現したいと思っております。欲望をただ満たすための“食”ではなく、尊厳をもって力強く生きていくための“食”こそを大事に抱いて生きてゆきたい。
実際は、店では、現実的に実現できないこともあるんです。
しかし、推し進めることこそが大事であると思うのです。理屈さえわかっていれば、実現は難しくありません。
そこで壁になるのは「経済」です。多くの人が壁になっている問題です。
だから、今は、実現することそのものより、現実問題と向き合い、ひとつづつクリアしていく過程こそが大事だと思うのです。
ほんのちょっとがんばるだけで、笑いながら解決していくやり方がきっとあります。

 『こころ味あじなお』は「自然料理研究所」です。

 私たちにとっていちばん身近な自然は、私たちの体で、それはそれは小さな宇宙です。
感じますか?体が喜んでいることを。そこでは様々な営みがなされています。
けなげに頑張っていてくれる自分の体を大事に、愛して・・・そして、からだが喜んでくれるのであれば、そこから何かが始まります。

いや、もう始まっているのです。

一緒にやりましょう。

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